ゴルフ上達の近道!パターの基本と練習(その1)

ゴルフは技術と心理の微妙なバランスに依存します。その中でもパターはスコアに直結する重要な要素と言えるでしょう。今回はパターの基本技術について、わかりやすく解説していきます!

パターの基本技術の確認

パター

パターには3つの基本要素(グリップ、スタンス、ストローク)が存在します。
適切なグリップがショットの安定性を確保し、スタンスは体のバランスと方向性を制御し、ストロークはボールへの力の伝達を担当します。これらの要素が適切に機能すると、安定したパッティングが可能になります。

パターのグリップの握り方

パターのグリップはプロの選手でも人によって全然違う持ち方です。そのため、まずは好きな選手のマネでも良いので、狙った方向・距離に打ちやすい持ち方がないかを色々試してみてください!

その上で、パターのグリップを握るときには、握りすぎないことが重要です。

強く握ると、ストローク中に手首が動きすぎ、ボールの方向性を損なう可能性があります。そのため、リラックスした握り方で、指の最後の関節でグリップを握ると良いでしょう。

パターの正しいスタンスとは

適切なスタンスは、ボールの正確な方向への打ち出しを助け、一貫性のあるパッティングストロークを可能にします。

一般的には肩幅程度に足を開いた状態から始めます。これは、体の安定性を高めるだけでなく、ボールを目標に向かって打ち出しやすくなります。

ボールの位置は、足の間の中央より少し左(右利きの場合)がおすすめです!これにより、ストロークの下降ライン上にボールが来るようになります。また、体重の配分は均等にして、目の位置はできるだけボールの真上またはわずかに内側にすると方向性が安定します。

パッティングストロークの基本

パターのストロークは一見簡単な動きに見えますが、一貫性と精度を確保するためには正確な練習と理解が必要です。

基本的にな動きとしては、目はボールを見続けたまま、体の中心からパターをゆっくりと後方に動かすこと。その上で、ボールに接触する瞬間はパターフェースの中心から目標方向に向かって打ち、フォロースルーはバックスイングと同じ距離だけ動かします。

ポイントは、頭を動かさずに最後までボールを見ながら、常に手首は固定したままで肩と腕を一緒に動かすイメージで打つことで、安定したストロークが可能になります。

まとめ

今回はパターの基本技術として3つの要素をご紹介しました。

グリップはショットの安定性を確保し、スタンスは体のバランスと方向性を制御し、ストロークはボールへの力の伝達を担当しています。これらの要素を適切に組み合わせることで、安定したパッティングが可能となります。

パターに正解はないので、最終的には自分にあった打ち方を見つけることが重要です。是非基本要素を意識しながら色々と試してみてください!